離乳食初期に食べてくれない!悩むママへ贈る安心ガイド
はじめに
離乳食を始めてみたけれど…口に入れても全部ベーっと出してしまう。嫌がっている様子はないけれど、飲み込んでいるようにも見えない。
初めての離乳食期は「これで合ってるの?」と不安になりやすい時期です。私自身も、離乳食を始めて3日目に「全部出してる…!?」と戸惑いました。
この記事では、そんな体験をもとに、離乳食初期に食べてくれない理由や解決のヒントをまとめます。
離乳食初期に食べないのはよくあること
押し出し反射が残っている
赤ちゃんは生まれてからしばらく、母乳やミルクを飲むために「舌を前後に動かして押し出す」反射を持っています。これを押し出し反射といい、だいたい生後5〜6か月ごろに少しずつ減ってきます。
離乳食初期にスプーンで食べ物を入れても、反射的に舌で外へ押し出してしまうのは自然なことです。
飲み込む動きが未発達
母乳やミルクはほとんど液体ですが、離乳食はとろみがあり舌触りも違います。赤ちゃんにとっては「食べ物を口の奥へ運び、喉を使って飲み込む」という動きが新しい挑戦です。最初は練習期間だと思って大丈夫です。
味や舌触りへの慣れ
おかゆや野菜ペーストは、ミルクと味も香りも舌触りも違います。大人が初めて異国の料理を食べるときのように、赤ちゃんも戸惑うのは自然な反応です。
食べてくれないときの対処法
1さじから無理せず継続
最初は「飲み込めなくてもOK」という気持ちで、1さじから始めましょう。赤ちゃんにとっては口に入れるだけで大きな一歩です。
とろみと量を工夫する
初期はポタージュ状が飲み込みやすいです。水分が少なすぎると飲み込みにくく、反対に水っぽすぎると口からこぼれやすくなります。スプーンに軽く乗せる程度の量でOK。
タイミングを見極める
お腹が空きすぎていると泣いてしまい、満腹だと興味を示しません。授乳前のほんの少しお腹が空いているときがベスト。午前中の機嫌の良い時間帯もおすすめです。
お手本を見せる
赤ちゃんはまねっこが大好き。大人が「もぐもぐ、ごっくん」と口の動きを見せると、興味を持って真似しやすくなります。
私の体験談 — 3日目でも全部出しちゃう娘
はじめての離乳食に挑戦
娘が5か月になった頃、いよいよ離乳食をスタート。10倍がゆを小さじ1から始めました。初日はなんとか口に入れたものの、ほとんど口の端から出てしまいました。
3日目も変わらない…
2日目も3日目も、スプーンを口に入れると舌で押し出してしまう様子。嫌がって泣くわけではないけれど、どう見ても飲み込んでいない。正直「このままでいいのかな」と不安になりました。
焦らず続けた結果
先輩ママや育児書のアドバイスを参考に、「今は練習期間」と割り切って続けました。1週間ほどすると、少しずつごっくんできるようになり、2週目にはペーストを半分以上飲み込むようになりました。
離乳食初期のよくあるつまずきと解決法
状況 | 原因 | 解決のヒント |
---|---|---|
口に入れても出してしまう | 押し出し反射、慣れていない | とろみ調整、1さじから練習 |
嫌がって泣く | タイミングが悪い、空腹・満腹 | 機嫌の良い午前中に少量 |
口を開けない | スプーンや姿勢に違和感 | 赤ちゃんの口に合うスプーンを選ぶ、抱っこで挑戦 |
飲み込まずため込む | ごっくん動作未習得 | 大人がお手本を見せる |
うんちが固くなる | 水分不足 | 授乳回数・量を減らさない |
焦らなくても大丈夫な理由
目的は「食べる練習」
離乳食初期の目的は栄養補給よりも「食べる動作の練習」です。ミルクや母乳が栄養の中心なので、無理して食べさせる必要はありません。
個人差が大きい
数日でごっくんできる子もいれば、1か月かかる子もいます。早い遅いは発達の正常範囲内です。
楽しい雰囲気がいちばん
ママが焦ってしまうと赤ちゃんも緊張します。笑顔で「今日は一口食べられたね!」と声をかけるだけでも十分です。
まとめ
離乳食初期に食べてくれないのは珍しいことではありません。
押し出し反射や舌の動きの未発達、食感への慣れなど、赤ちゃんにはそれぞれのペースがあります。
大切なのは「無理をせず、楽しい雰囲気で、少しずつ」。
焦らず続けていけば、必ず食べられる日がやってきます。
📍関連記事・あわせて読みたい
✾美容施術体験談✾ ◯わたしの日常や購入品などなど◯
▶歯科矯正治療中!◀ ▷妊娠→子育ての色々◁
X(旧Twitter)でもリアルタイムで発信しています!
よければフォローお願いします〇こちらから○
楽天ROOMもフォロー大歓迎です✾