【妊娠中の歯科検診】必要性とおすすめ時期・注意点を徹底解説
妊娠中に歯科検診は必要?
妊娠がわかった瞬間から、体や生活習慣に大きな変化が訪れます。その中で意外と見落とされやすいのが「お口のケア」です。
実は妊娠中はホルモンバランスや生活習慣の変化によって、歯や歯ぐきのトラブルが起こりやすい時期。母体の健康だけでなく、生まれてくる赤ちゃんにも関わるため、定期的な歯科検診が推奨されています。
妊娠中に起こりやすい口腔トラブル
妊娠性歯肉炎
妊娠中は女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)の分泌が増加し、歯ぐきが腫れやすくなります。その結果、妊婦さんの約7〜8割が歯肉炎になるといわれています。
- 歯ぐきの腫れや出血
- ブラッシング時の痛み
- 口臭の悪化
これらは放置すると歯周病に進行するリスクがあるため注意が必要です。
妊娠性エプーリス
歯ぐきにコブのような腫瘤ができることがあります。良性で出産後に自然消退することもありますが、出血しやすい場合は歯科医に相談を。
つわりによる虫歯リスク
つわりで歯磨きが難しくなる方も多く、また胃酸の逆流による酸蝕で歯が弱くなることも。これにより虫歯や知覚過敏が悪化しやすい状態です。
妊娠中に歯科検診を受けるメリット
- 歯周病予防:妊娠中の歯周病は早産や低体重児出産のリスクを高めると言われています。
- 安全な治療時期を逃さない:妊娠中でも安定期なら麻酔やレントゲンを使った治療が可能な場合があります。
- 赤ちゃんの将来の虫歯予防につながる:母親の口腔環境が、出生後の赤ちゃんの虫歯リスクに影響するとされています。
妊娠中に歯科へ行くのはいつがおすすめ?
妊娠初期(〜15週)
妊娠初期はつわりが強く、流産リスクも高い時期。歯科検診やブラッシング指導程度なら可能ですが、積極的な治療は避けるのが一般的です。
妊娠中期(16〜27週頃)
歯科治療にもっとも適した時期とされています。
- 母体が安定している
- お腹のふくらみがまだ大きすぎず、診察台に横になるのも負担が少ない
この時期に虫歯や歯周病の治療・歯石除去などを済ませておくと安心です。
妊娠後期(28週以降)
お腹が大きくなることで診察姿勢が辛く、血圧の変動やお腹の張りも起こりやすい時期。基本的には応急処置のみが推奨されます。
妊婦さんが歯科検診を受ける際の注意点
- 母子手帳を持参:妊娠週数や既往歴を歯科医に伝えるために必須です。
- かかりつけの産婦人科へ報告:歯科治療の予定がある場合は必ず相談を。
- レントゲンや麻酔は必要に応じて:安定期であれば多くは安全に行えますが、心配な場合は確認を。
- 長時間の治療は避ける:体勢の負担が大きいため、分割治療が望ましいです。
自宅でできる妊娠中のオーラルケア
つわり中の工夫
- 歯磨き粉の匂いが辛いときは「低刺激タイプ」や「子ども用」を使用
- 食後すぐ磨けないときは、うがいだけでも行う
ケアグッズを活用
- 電動歯ブラシ:短時間で効率的に磨ける
- フロスや歯間ブラシ:妊娠中は歯肉炎リスクが高いため必須
- マウスウォッシュ:アルコールフリーのものを選べば安心
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歯科検診に通う頻度の目安
妊娠中はホルモンの影響で歯ぐきの状態が変わりやすいため、少なくとも妊娠初期・中期・後期に1回ずつは歯科検診を受けるのがおすすめです。
特に妊娠中期には、歯石取りや本格的な治療を済ませておくと安心して出産を迎えられます。
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まとめ
- 妊娠中はホルモン変化や生活習慣により口腔トラブルが起こりやすい
- 歯周病は早産リスクを高めるため、歯科検診がとても重要
- 治療に最適なのは 妊娠中期(16〜27週頃)
- 自宅ケア+定期的な歯科検診で、お母さんと赤ちゃんの健康を守れる
妊娠中の歯科検診は「自分のためだけでなく赤ちゃんのため」でもあります。
これを機に、ぜひ安心して受診してみてください✿
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