胎嚢が見えない…妊娠5週での不安と出血|私の実体験と診察内容

妊娠・子育て
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胎嚢が見えないと悩んでいるあなたへ

不妊検査を終え、日々をリラックスして過ごしていた私。 基礎体温やお酒、飲み会などに敏感になりすぎず、 4月からの新生活に向けて穏やかな気持ちで毎日を過ごしていました。

そんなある日、ふと「そういえば今日は生理予定日では?」と気づき、 気の向くままに妊娠検査薬を使ってみたところ――まさかの陽性反応。

でも、陽性=順調とは限らない現実。
この実体験をもとに、妊娠初期で不安を抱える方に向けて、 少しでも知識と安心を届けられたらと思い、この記事を書いています。


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妊娠初期の不安とは

検査薬を使用したのは生理予定日の翌日、週数でいうと「4週1日」。
早すぎると分かっていながらも、くっきりと陽性反応が現れました。

ただ、私は一度化学流産を経験しているため、 手放しで喜ぶ気持ちにはなれず、毎日祈るように基礎体温を記録。

化学流産の際は、生理が来る前日に体温がガクッと下がったので、 今回もそれがないか注視していました。

来院予約は6週0日。しかしその前、4週6日目に出血が。 「まただめかもしれない……」と落ち込みましたが、 体温は高温期を維持したまま。出血の量も少なく、生理よりは明らかに軽いものでした。

着床出血の可能性もある――とは思いつつ、 出血が2日以上続いたため、5週1日で早めに病院を受診することにしました。


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胎嚢が見えない理由とは?

受診当日、出血は継続中。 正直、半分は「今回はだめかもしれない」という気持ちでした。

内診の結果、先生から言われたのは 「子宮内膜が25mmもあるのに胎嚢が見えない、これはおかしい」という言葉。

通常、これほど内膜が厚ければ胎嚢が確認できるはずなのに、 エコーには何も映らない。尿検査では陽性反応が出ているのに、 着床の証拠である胎嚢が見えないという現実。


胎嚢が見えないときの主な可能性

化学流産

まず考えられるのは化学流産。 私自身、過去に経験があり、今回も最初に疑いました。

ただ、今回は以下の理由で否定されました:

  • 体温が下がらず高温期を維持している
  • 子宮内膜がしっかりと厚みを保っている
  • 出血量が多くない

異所性妊娠(子宮外妊娠)

次に考えられたのが、子宮外妊娠。

異所性妊娠とは、受精卵が子宮内膜以外に着床する状態。 この中で圧倒的に多いのが子宮外妊娠で、約1%の妊娠で発生するとされています。

ただし、今回の場合は子宮内膜に厚みがあり、 内膜が着床に反応していると考えられるため、 子宮外妊娠の可能性は高くないとの見解でした。

週数のズレ

最後に可能性として挙げられたのが「排卵日のズレ」などによる週数の誤差。

まだ5週であり、実際には排卵が遅れていて、 胎嚢が見えないだけという可能性もある。

結論としては、現時点では判断ができず、 1週間後に再度診察して経過を確認することになりました。


妊娠初期、不安との向き合い方

医師からは、腹痛や出血がひどくなれば夜間でもすぐに連絡を、と言われました。

私は腹痛もありましたが、「歩けないほどではない」と伝え、 とにかく安静に過ごすことに。


まとめ:胎嚢が見えない=すぐに悲観する必要はない

妊娠初期に胎嚢が見えない理由としては、

  • 化学流産
  • 異所性妊娠
  • 週数のズレ

などが考えられます。

ただし、最終的な診断は必ず医師と相談して行ってください。 不安な気持ちを抱えながらの1週間は長く感じるかもしれませんが、 「何かあったらすぐ行動できるようにする」 その準備だけして、なるべく心穏やかに過ごしてほしいと思います。

私の体験が、同じような不安を抱える方の参考になれば幸いです。

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