【体験談】妊娠検査薬陽性からの出血と流産診断…36歳で向き合った現実と、その後の心の記録
※この記事には出血・流産に関する描写を含みます。心の負担を感じる方は、無理をせず別の記事をご覧ください。
こんにちは、なんなーです。
前回の記事では、妊娠検査薬で陽性反応が出たものの、胎嚢(たいのう)が確認できず、出血が続いていた私の妊活体験を綴りました。
今回はその続きとして、「その後の経過」と「心の整理」に時間がかかった私のリアルな記録を残しておこうと思います。
覚悟していたはずだった、けれど
前回の受診から3日後のことです。
朝、出血は相変わらず続いていたものの、特に強い痛みもなく、出血量にも大きな変化がなかったため、私は通常通り仕事に向かいました。
しかし午後、下半身に「今までとは違う感覚」をはっきりと感じて、急いでトイレに駆け込みました。
そこで目にしたのは、これまで見たことのないような、大きなレバー状の血の塊が2つ──。
その瞬間、「あぁ、もうダメだったんだ」と、言葉にできないほどの喪失感が押し寄せてきました。
その日一日、お腹は生理2日目のような痛みが続き、帰宅後にもさらにもう1つ、大きな塊が出ました。
長さにして約10センチ、太さも3センチ近くあるようなものが合計3つ。
私は生理でも血の塊が出ることはありますが、今回は明らかに異常で、比較にならないほどの量と大きさでした。
諦めていたはずなのに、揺れる気持ち
胎嚢が見えていなかった時点で、ある程度覚悟はしていたつもりでした。
それでも、「今日まではもしかしてお腹にいてくれたのかも」「私が諦めたから、ダメになってしまったのかも」と、答えのない自問自答を繰り返す日々。
頭では仕方のないことだと理解していても、心はまったく追いついていませんでした。
再診と「流産」の診断
さらに4日後、再び産婦人科を受診。
出血はまだ少し続いていましたが、だいぶ落ち着いてきた状態でした。
内診を受ける前に、ここまでの経過を医師に伝えた上で、診察。
以前は厚みのあった子宮内膜はすでに薄くなり、医師からははっきりと「流産で間違いない」と診断されました。
完全にすべてが排出されたわけではないため、もうしばらく出血が続くとのこと。
その後、自然と出血が止まれば問題ないそうで、2週間後に再度受診するよう指示を受けました。
待合室で感じた「孤独」
診察を終えて会計を待っていたとき。
周りを見渡すと、夫婦でエコーを見て笑っている人たち、赤ちゃんを抱くお母さん、妊婦さんのお腹──みんなが幸せそうに見えて、自分だけが取り残されたような気持ちになりました。
「なんで私はダメだったんだろう」
「私のせいなのかな」
マスクの下で、ひとり静かに涙を流していました。
そして、受付で渡された次回の診察票には
「◯月◯日10:00~ 流産後診察」
という文字。
現実を突きつけられるようで、さらに胸が締めつけられました。
そのまま、会計を済ませ、誰にも見られないように、足早に病院を後にしたことを今でも鮮明に覚えています。
その後の経過と、今の気持ち
あれから約1ヶ月が経ちました。
出血は続いていましたが、つい先日、ようやく「いつもの生理」が来て、長く続いた出血も5月末にようやく止まりました。
ようやく少しずつ、心の整理もついてきた気がしています。
それでも正直、妊活にすぐ前向きになれるような気持ちにはなれず、今もモヤモヤした感情が残っています。
今は少しだけ、立ち止まってみる
無理に前を向こうとはせず、今は少し立ち止まって、自分の心と身体を労わろうと思っています。
「また自然に任せてみようかな」
「もう少しだけ休んでみようかな」
そんなふうに感じられるようになったのも、少し前に進めた証かもしれません。
それでも、やっぱり願ってしまいます。
もう一度、お腹に戻ってきてほしいなって。
たった一度も姿を見せてくれなかったけど
きっと、ものすごく恥ずかしがり屋さんだったんだよね。
短い間だったけど、来てくれてありがとう。
また会えますように。
この経験を通して、同じような状況にある方が少しでも自分の気持ちを肯定できたり、孤独を和らげたりできれば嬉しいです。
あなたのペースで大丈夫。無理せず、自分の心を大切にしてくださいね。

✾美容施術体験談✾ ◯わたしの日常や購入品などなど◯
▶歯科矯正治療中!◀ ▷現在妊活中⇛30代後半の妊活のリアル◁
X(旧Twitter)でもリアルタイムで発信しています!
よければフォローお願いします〇こちらから○
楽天ROOMもフォロー大歓迎です✾