前回の記事では、35歳で再婚し、妊活を始めることを決めた経緯についてお話ししました。
今回は、その背景にある「顎変形症の治療」と「妊活」の両立にまつわる懸念と葛藤について、正直な気持ちを綴っていきたいと思います。
顎変形症と私
このブログを以前から読んでくださっている方はご存じかもしれませんが、私は現在「顎変形症」と診断され、術前矯正の治療を受けています。
矯正治療を始めるきっかけとなったのは、2022年8月。
歯科の先生に「この先、結婚や出産の予定は?式やイベントなどの予定は?」と尋ねられた際、当時の私は迷いなく「特にありません!」と答えていました。
その頃、すでに今の夫とは同居していたのですが、再婚するつもりも出産の予定もなく、「パートナーとして共に過ごせれば良い」と考えていたんです。
夫にも矯正を始めることを相談しましたが、その際の私の伝え方は、今振り返ると少し歪んでいたなと思います。
「顎変形症と診断されたので、矯正を始めようと思う。結婚や出産の予定も聞かれたけど、矯正してもいいかな?」
私の中では、結婚や出産の意思があるのなら矯正のタイミングを考え直すつもりで聞いたのですが、そのニュアンスはきっと伝わっていなかったでしょう。
夫の返答は、「いいんじゃない?やりたいならやったらいいと思うよー!」という、あっさりしたものでした。
その言葉を受けて矯正治療を開始し、半年ほど経ったころに再婚を決めた私。
今思えば、先生には申し訳ない気持ちです。
ちなみに、結婚式や写真撮影などのイベントにはまだ踏み切れていません。
矯正装置を一時的に外せる医院も多いようですが、顔に対するコンプレックスや「もっとキレイになってから…」という思いがあり、今に至ります。
「ウェディングドレスはやっぱり着たい」という気持ちは強く持っている一方で、「今の顔で写真に残すのか…」と葛藤している自分もいます。
妊活と顎変形症治療のはざまで
現在は妊活中ですが、先日ふと疑問に思い、通院先の歯科で「妊娠しても矯正治療に支障はありませんか?」と尋ねてみました。
調べても前例が少なく、SNSでも「出産後に矯正を始めた方」は見かけても、「術前矯正中に妊娠・出産された方」はほとんど見つかりませんでした。
先生の回答は、
「矯正治療自体は妊娠中でも問題ありません。ただし手術は妊娠中も産後もできないので、産後1年半は手術が延期されます。」
とのことでした。
私は2023年1月に矯正装置を装着し、当初は「2024年10月に手術予定」と説明を受けていました。
もし今妊娠した場合、出産まで約10カ月。その後さらに1年半は手術ができないとなると、最低でも2年は予定が延びてしまいます。さらに小さな子を抱えての入院も必要になる……そう思うと、現実的な課題が次々と浮かび上がります。
一方で、「妊娠中でも矯正治療は続けられる」という事実を知れたことには安心もしました。
次回の検診ではレントゲンや型取りの検査があるそうで、もしかすると手術もそう遠くないのかもしれない……と予感しています。
その一言が頭に残っていて、「このまま妊活を進めていいのか?」と悩みが再燃しているのが今の心境です。
選択を迫られる現実
もし先に手術を受ければ、その後にプレート除去の手術もあり、またしばらく妊娠は難しくなる。
でも妊活を優先すれば、手術はずっと後になる。
そんな風に、ぐるぐると堂々巡りのような選択に迷い続けています。
私は「なるようになる!」という楽観的な思考を持つのが苦手で、物事を徹底的に考えてしまうタイプです。
でも、そうやって悩んでいる今だからこそ、同じように葛藤する誰かの参考になれたらと思い、この記事を書きました。
治療も妊活も、大切な未来のために選んだこと。
どうか、自分の選択を責めずに、前を向いて歩いていきたい──そんな気持ちで今日も過ごしています。
次回の記事では、手術時期がどうなるのか? 妊活のステップをどうするか? その後の状況についてもお話していきたいと思います。
読んでくださってありがとうございました。
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