1: 胎嚢 みえないと悩んでいるあなたへ
不妊検査が終わり、日々をリラックスして過ごしていました
基礎体温やアルコールだ飲み会だに、機敏に反応しすぎず
4月からの新生活に向けて(私はあまり変化はないけど)のんびり過ごしていたのですが
気づけば、基礎体温が下がらない
そういえば今日は生理予定日では・・?ということで
気の向くままに検査をしたら、まさかの陽性。
ですが、陽性だったからといって、現実は順調なわけではなかったのです。
実体験を踏まえながら、妊娠初期で
同じような状況のママに、少しでも知識と応援になればいいなあ。とおもい解説していきます。
1-1: 妊娠初期の不安とは
が妊娠検査薬を使用したのが、生理予定日の翌日
週数でいうと、4W1Dのタイミングでした。
(めちゃくちゃフライングなのは重々承知の上)
しかし、うっすらではなく、もうそれはそれはクッキリした線が浮かび上がっていました。
でも、一度化学流産を経験している私。
とても手放しでは喜べなかったけど
なんとか頑張ってくれ・・!と祈りながら基礎体温を計り続ける日々。
なぜなら、前回化学流産したときに
生理が来たとき同様に、出血がある前日には低体温期に移行したのが目に見えてわかったから。
病院へはすぐ予約をしたのですが、来院予定の6W0Dまではまだ先。
それまでなんとか高温期をたもってくれ、着床してくれ・・!と願っていました。
しかし、そんな願いも虚しく
4W6D、出血アリ。
また化学流産なのか、まただめだったのか、と思いましたが
高温期は続いたまま。
可能性が高いのは着床出血。
妊娠5Wあたりに出血する人は全体の30%いるそうで
少量で、1~2日くらい続くことが多いそう。
私は普段から生理での出血量がかなり多いので
今回の出血も、生理よりは圧倒的に少なめだったので
着床出血だったら大丈夫だな、と思っていましたが
2日を過ぎてもとまらない。
ずっと一定数の出血量が続きました。
さすがに不安になり、5D1Wの日
予約よりも早く、電話して来院することにしました。
1-2: 正常な胎嚢が見えない時の理由
病院につき、待合でまっている1時間も
ずっと出血は続いている状態でした。
正直、半分は諦めの気持ちも持っていました。
やはりここまで出血があるのは、もしかしたらもうダメなのかもしれない。と。
いざ診察室へ。先生に出血があること伝えました。
この時期だと順調ならば胎嚢(赤ちゃんの入った袋)も見えるよーと伝えられて
とりあえず出血があるなら見てみよう、とのことで内診へ。
そこで、先生の反応は
おかしいなあ・・。なんでや・・
と言ってたので、こちらも????の状態。
先生の話曰く
一般的に、生理前になると10mm前後となり
着床しないと、成長した子宮内膜が剥がれ落ち
それが経血となって流れ出るのが内膜のルーティーンですが
現状、内膜にかなり厚みがある。
これくらい内膜が厚いと、確実に胎嚢が見えるはず。
なのに、見えない。。おかしい。。とのこと。
その時点で私の内膜は25mm
尿からの妊娠反応もある、なんでやろう。。と何度もつぶやいていました。
2: 胎嚢 確認できずの心配とは
内診では胎嚢が見えなかった私。
出血もあり、腹痛も続いている。
内診がおわり、また先生の診察がはじまりました。
2-1: 診察での胎嚢の見え方とは
妊娠5週と1日
通常どおりでいくと、胎嚢といわれる袋のようなものが確認できるそう。
さきほども言ったとおり、内膜の厚みは25mm
これほど厚みがあれば、確実に胎嚢が確認できるそうなのですが
やはり見えない。いない。
このような状態のときに、一番疑われるのが
【子宮外妊娠】とのことでした。
私も出血があった時点で
自分で色々調べてから受診していたので
その可能性があることは頭に入っていました。
診察のときも、子宮外妊娠の疑いがあるってことでしょうか。と自分から聞きました
そこで、その他にも考えられる症状を含めて説明していただきました
3: 胎嚢見えないときの症状と判断基準
あくまで私の場合の内診を含めた結果ですのでご了承のうえ
可能性のひとつとして読んでいただければと思います。
3-1: 化学流産
まず1つ目に疑われるのが【化学流産】
以前、私も一度経験しており
今回出血を確認した際、はじめに疑ったのが化学流産でした。
ですが、受診する前から、違うかもしれないと思っていたのは
基礎体温が下がらないところ。
化学流産は、いわゆる着床不全のようなもの。
受精卵が子宮内に着床できなかったことにより
妊娠反応は出るけど、通常通り(とは少し遅れる場合も多いけど)
生理が来てしまう、ような状態のことです。
いわば、通常通り生理が来るので
生理前になると、やはり低体温期に突入します。
私も前回、しっかり低体温期に入ってから生理がきました。
ですが今回、出血はあるものの、体温は高温期のまま。
先生からも、化学流産ではない、というか生理ではない。と言われました。
まず内診で、内膜に厚みがあること。
内膜が剥がれ落ちるのがいわゆる【生理】なので
内膜がとどまっている以上、間違いなく化学流産ではないとの見解でした。
3-2: 異所性妊娠(子宮外妊娠)との違い
次にやはり可能性が高いのは
異所性妊娠、子宮外妊娠であること。
まず、異所性妊娠と子宮外妊娠の違いを説明します。
正常妊娠の場合、受精卵は子宮内膜に着床します。
そしてそれと比較し
子宮外妊娠とは、文字通り、受精卵が子宮の外に着床した妊娠のこと。
異所性妊娠とは、受精卵が正常な子宮内膜以外の部位に着床した妊娠のことをいいます。
正常妊娠は約99%に対し
異所性妊娠は約1%の割合で起こり
さらに、異所性妊娠の中では
子宮外妊娠の割合が98%
子宮内の内膜以外の部分への着床は約2%の割合で起こるといわれています。
陽性反応があるが、胎嚢が確認できない場合
子宮外への着床が疑われることが多いそうです。
私はまさに上記のとおりだったのですが
先生がその可能性も疑ったのは
内膜に厚みがあること。
子宮内膜は、着床があるから厚くなるそうで
もし子宮外へ受精卵が着床しているのであれば
内膜の厚みが増すことはないことがほとんどだそうです。
だから余計に、内膜の厚みはあるのに
着床しているはずの胎嚢がみつからないことが
先生もどのように判断していいのか悩んでいるようでした。
3-3: 確定診断までの胎嚢の確認頻度
ここまで色々な可能性を提示してもらいましたが
結果を一言でいうと、現時点では判断できない。
まだ5Wということもあり
もしかしたら週数が違っており、胎嚢を確認できないだけかもしれない。
来週になれば見れるようになるのかもしれない。
しかし、子宮外妊娠の疑いがゼロなわけではない
人間のカラダに絶対はないので、絶対に違う!とは言い切れない
とりあえず1週間様子を見て
腹痛や出血量が異常だったり
おかしいとおもったら、夜間でもいいから直ぐに連絡するように。と言われました。
その時点で腹痛も結構あったのですが
歩けないくらい痛くなったらね!と言われたので
まだそこまでじゃないな・・と思いながら、その日の受診を終えました
9: 胎嚢未確認の疑問ーまとめー
実体験をもとに
妊娠初期、胎嚢が見えないと診断された方へ
私も不安でいっぱいな気持ちですが
少しでも同じような環境の方の知識の一つになればと思います。
可能性としては
- 化学流産
- 異所性妊娠(子宮外妊娠)
- 週数の数え間違い
が主な診断のようです。
何度も言いますが
あくまでわたしが内診をしてもらった結果の診察結果ですので
必ず自己判断はせず、医師の方と相談して診察してもらってください。
次回の診察までは
焦ってもどうしようもない、という気持ちで
なにかあったら即連絡して動けるように!ということだけ頭にいれつつ
安静に、無事をいのりつつ
過ごすしかないのかなあ、と思います。