妊娠ってホント奇跡みたいなもん

妊娠・妊活
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※出血など生々しい表現がありますので、苦手な方は別記事へ_(._.)_


産休に入る会社の先輩の業務をしっかり引き継いではいたんだけど
なにせ完璧主義のとっても厳しい先輩()だったので
産休のお知らせを聞いてから約半年は、精神的にとってもつらい日々を過ごしていました。

ただでさえ、先輩の妊娠を聞いて
私が今妊娠したらダメだ、仕事が回らなくなる
先輩の業務を引き継ぐのは私だから、そのワタシが休むわけにはいかない、と

その上先輩からの指導はとても厳しくて
そんなんじゃワタシがいない間どうするの、だれも聞ける人いないんだよ。
ワタシが産休に入っている間は、この業務をあなたがこなしてくれないと困る
あんたは休んだらあかんねんで。と
仕事もミスが多すぎる、そんなんじゃ任せられへんわ。と言われるたびに
ホントはワタシが産休に入りたかったのに。
お前のせいで妊娠諦めなあかんのか。と

しかも挙句の果てに
あなたが産休とか取るときにはまかせてwと。

私はあなたのせいで今妊活できないのに
あなたのせいで、35歳の貴重な時間を諦めのために使わないといけないのか、と。
その発言はなんちゃらハラスメントじゃないのか!!という気持ちと
ヤッカミと嫉妬と自分の中のドロドロした黒い感情が溢れかえって
泣いてばかりいる日々が続いていました。


その先輩が産休に入り
やいのやいのと言われることがなくなったからか
すごくストレスフリーに仕事に打ち込めるようになりました。
お前は仕事ができない、というレッテルを貼られていたので
これから一人でどうにかしないとあかん、、という不安も大きかったのですが
当たり前のように仕事はなんとかなるもので。
なんであんなに言われていたのかと。
そこからはとてものびのび業務に励んでいます。

ストレスが減ったことと
今妊娠しても、その先輩にはもうなにも言われない、という開放感から
本格的にチャレンジしてみようと思いました

といっても病院に通っているわけではないので
基礎体温とタイミング法のみ。

でも、そのチャレンジをした月に
お腹にずっとチクチクするような違和感があり
これはもしかして、と期待がかなり高くなっていました。

生理予定日になっても基礎体温は高いまま
気分が悪くなったりはしないものの、確認に近いものがあり
まだ結果はでないかもしれないとはわかっていながら、妊娠検査薬を購入

しっかり陽性になっていたことに、動揺が隠せず
どうやって伝えようかなど考える間もなく、すぐに帰ってきた旦那にも報告。
「子供、できたと思います」と、シンプルに。
「ホンマに!ホンマか!やったな!」と。

あんまり感情を表に出す人じゃないけど
すごく幸せと喜びが伝わってきて、ああ、よかった。って素直に二人で喜びました。
今なら、何月くらいに生まれるのかーとか
男の子かな、女の子かな、とか
上の子たちはお兄ちゃんお姉ちゃんかー!とか
日常が、本当に幸せであふれる未来しかみえなくて
二人でニコニコしながら、初めての病院は一緒にいこうか!と話してその日を終えました。


そこから2日後
陽性にはなったけど
毎日朝起きて基礎体温を計るのは日常になっていて
その日も変わらず朝体温を測ったら
ガクッと体温が下がっていて、あれ・・?と少し疑問には思っていました。

でも陽性だったし!という気持ちのほうが大きく
日中はあまり気にしていなかったのですが
その日の夜、少量だけ出血がありました。

でも、色々自分で調べてみると
妊娠初期の少量の出血は気にしなくて大丈夫!という記事を見ては安心し
旦那に報告はしたものの、大丈夫大丈夫!とその日は眠りにつきました。

でも次の日の朝になっても出血は止まらず
ついに昼になってみると、通常の生理のときと同じくらいの出血量

どうしよう、どうしよう。と
なんで出血してるのか、これは生理なのか
でも陽性だったのに?あの陽性は見間違いだったのか?まで思ってしまった
何回も陽性の検査薬の画像を見ても、当たり前だけどなにも変わらず
でも何回トイレに行っても出血は続いていて

どう考えてもいつもの生理となにも変わらなくて
ただ、いつもは全くない偏頭痛がひどく、
偏頭痛はつわりだからじゃないのか、でも生理で、出血で、陽性で・・と
すこしパニックになりながら、仕事どころではなかったと思う。

その日帰って、調べてみて
化学流産というものがあることを知りました。

化学流産とは、軽く説明すると
妊娠検査薬では陽性反応がでるものの
超音波検査では嚢胞は確認できない状態。
つまり、受精はしたけど着床はせず、妊娠成立できなかった状態らしい。

なにをどう調べでも、これに該当することを認めるしかなかった。

そうこうしている間も止まることはない出血と
ある程度覚悟できたけど、確認はしに行こうと思い
次の日急遽仕事を休んで病院へ。

結果はやはり化学流産だろうということ。

覚悟はしていたけど、やはり辛かった。
たった数日だったかもしれないけど
嬉しくて、ここにいるかもしれないとお腹を温めてすごした数日間が
もうなにもなかったんだと思うと、ポカンと穴が空いたような気がして。

旦那とも、仕方ない。
大丈夫、また来てくれると前向きになろうねと話しました。
もちろん可能性が高いこともわかっているし
なにに原因があったわけではないことも。
むしろ検査薬をしないと気づかない人がほとんどで
生理が数日遅れただけ、という方が正しいくらいの認識なのに
知ってしまうととてもつらくて。

妊娠、出産って、本当に簡単なことじゃない
いろんな結果が伴って、初めて奇跡がおきるくらいのことなんだな、と改めて実感した。

はじめにタイムリミットと自分で言ってた12月になってしまって
こんな事が起きて、なにをどうしていいのか
まだ自分の中で決めかねているのが正直な気持ち。

来月私は36歳。
どうしていいのかわからなくなる。


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