歯ぎしりを治したい方へ

矯正治療
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朝起きた時、なんだか顎がつかれている
顎や肩こりに疲労感がある。。
そんな症状のある方は、実は睡眠時に歯ぎしりをしている可能性が高いんです!

今ではなんと10人中7~8人に歯ぎしりをしているというデータもあるそうです。
今は小さなお子さんにも増えているようですね。
一緒に寝ている人がいないと
なかなか自分が歯ぎしりをしているかわからない人も多いのではないでしょうか?

そして、歯ぎしりをしているのは良くないとは思っていても
一体何に悪いのか意外とわからないものですよね。

今回は歯ぎしりについて
自分一人でも歯ぎしりをしているかわかる【セルフチェック】
一人で寝ているなら治さなくてもいいんじゃないの?という疑問まで
歯ぎしりを徹底解説していきます✾

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歯ぎしり【セルフチェック】

そもそもだけど、自分って歯ぎしりしてるの??

歯ぎしりは寝てる間のことだから
どうしても自分ではしてるかしてないかわからないことが多いですよね。


そんな方向けのセルフチェック!
以下の13項目から、何個当てはまるか数えてみましょう。

  • 歯茎にこぶのような隆起がある
  • 欠けたままの歯がある
  • 顔のエラが目立つ
  • ジャーキーやイカなど歯ごたえのある食べ物をよく食べる
  • 上下の歯は普段からくっついた状態である
  • 朝、頬の内側に白い線のような跡がある
  • 口を閉じたとき前歯が下の歯に当たらない
  • 出っ歯気味だなあ、と思う
  • 全体的に歯が内側に倒れている
  • 朝起きると肩こりのような症状がある
  • 舌の縁が木の葉のようにギザギザした形になる日がある
  • 無表情になることが多い
  • 犬歯が平らになっている

皆さんはどうでしたか?

結果は、上記に3個以上当てはまったら要注意。
歯ぎしりをしている可能性が高いようです。
特に犬歯が平らになっている人はほぼ間違いないとか!

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歯ぎしりにも種類がある

歯ぎしりといっても実は種類があることは
知らない方の方が多いのではないでしょうか。

・グラインディング
一番ベーシックな歯ぎしりのことで、下顎を動かして上顎の歯と下顎の歯を擦り合わせギリギリと音を出します。
おそらく一般的に認識されている歯ぎしりはこの方法かと思います。

・タッピング
下顎を上下に小刻みに動かして、上の歯と下の歯でカチカチという音を出します。意外とこの種類の歯ぎしりをしている人も一定数いるようですね。

・クレンチング
下顎は動かさず、ギューっと噛みしめることを言います。
どちらかといえば食いしばりに近いイメージですね。
音が出ないので周りの人は気が付きません。
朝起きたときの顎の痛みや疲労感によって歯ぎしりに気が付くこともあります。

大きく分けて上記の3種類のようです。
音がでないクレンチングなどは
自分も同居人でさえも、気づきにくいと思います。
実は自分も歯ぎしりしていたなんて・・!という可能性もあるようですね。

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歯ぎしりの原因

突然、家族やパートナーが歯ぎしりをするようになったら
なにか原因があるのかな、と心配になりますよね。
歯ぎしりをどうしてしてしまうのかその原因を、見ていきます。

・心理的ストレス
歯ぎしりの主な原因はストレスです。
環境の変化などでストレスを強く感じる時など、歯ぎしりを行うようになってしまいます。
歯ぎしりをするとストレスが溜まっていると大脳に伝わりにくくなり
ストレス解消につながると言われています。
だからといって歯ぎしりの継続は歯にとってよくないですよね。

・疲労
疲れていると肉体的にも精神的にもストレスが溜まってしまいます。
心理的なストレスと同じように
そのストレスを解消するために、歯ぎしりを行ってしまうことがあります。

・アルコール
大量の飲酒は眠りが浅くなり、
精神的にはストレス解消になる方が多いかもしれませんが
身体的には負担がかかっていることが原因のようです。
たくさんお酒を接種した日だけ歯ぎしりをしてしまう人も少なくないとか。

噛み合わせ
一般的に噛み合わせが悪いと歯ぎしりを行ってしまうと言われています。
ただ実は、噛み合わせが歯ぎしりの原因だという科学的な根拠はありません。

・筋肉の緊張
噛むために使われる筋肉は、ストレスや日中噛みしめていることによって強張ってしまいます。
それを和らげようとして、寝ている間に歯ぎしりを行ってしまいます。

・集中している時
昼間の歯ぎしり(上の歯と下の歯が接触している食いしばり)は
パソコンでの作業や家事など、何かに集中しているときに
ついついしてしまう方が多いようです。

歯ぎしりってなんで悪いの?

歯ぎしりがストレス解消になることは前述しましたね。
じゃあ歯ぎしりはなぜやめた方がいいのか?
歯ぎしりによる弊害を説明していきたいと思います。

1. 一緒に寝ている人の睡眠が妨げられる
やはり一番気になるのは音ですよね。
ギリギリやカチカチと歯ぎしりをする音が聞こえてくると
なかなか寝付けなかったり夜中に起きてしまったりしてしまいます。
一緒に寝ている人が寝不足になることで
健康に害がしょうじることがあります

2. 歯がすり減る
歯と歯が擦り合わされることによって
歯がどんどん削られてしまい、短くなってしまいます。
特に犬歯が真っ平らになる人が多いとか。
それにより、歯の噛み合わせがうまくいかなくなり
また歯ぎしりを繰り返すいう悪循環となってしまいます。

3.知覚過敏
歯ぎしりのよって歯のエナメル質が削られて、象牙質が露出してしまいます。
そうすると、冷たい食べ物や甘いもの
風にあたった時などに痛みを感じるようになることがあります。

4.歯の破折
寝ているときの歯ぎしりでは
日中では考えられないほどの力が歯にかかってしまいます。
そのため、異常な力が歯にかかることがあり
元の歯がもろくなってしまっている時に歯ぎしりを行うと
歯が折れてしまうこともあるそうです。

5.詰め物や被せ物が取れる
前述にもあったように、歯ぎしりは大きな力が歯にかかる状態です。
歯ぎしりによって治療を行ってある歯に異常な力がかかり
金属やプラスチック
セラミックでできている詰め物や被せ物が外れてしまいます。
またセラミックの被せ物は陶器のように欠けてしまうこともあるそうです。

6.顎関節症
寝ているときの歯ぎしりだけでなく
日中上下の歯があたっている状態は顎に負担がかかり
慢性的に顎が痛くなってしまったり
口を大きく開く度、顎がガクガクなってしまう症状も。

7.歯周病の悪化
歯周病は骨の支えがなくなってしまっている状態です。
歯周病を患っている時、支えが少なくなっている歯に
歯ぎしりの力が加わることによって、更に骨の支えが減っていってしまいます。

8. 顔貌の変化
歯が擦り減って噛み合わせが低くなると、口角が下がり
口元のしわ増えてしまうことがあります。
また、ほうれい線が増える原因になることも。
アンチエイジングのためにも歯ぎしりは、良くありません。

9. 頭痛・肩こり
噛む筋肉やその周囲の筋肉が緊張することになり
慢性的に頭痛や肩こりも引き起こされることがあります

歯ぎしりの治療法

では歯ぎしりはどうやって治したらいいのか。
治療法は大きく二通りです。


① マウスピース
歯ぎしり癖を直接治すものではないが
緊急避難策としてマウスピースを使うのは一つの選択肢。
歯医者で相談したら一番最初に進められるのはマウスピースの使用かと思います。
歯科でオーダーメードを希望すれば、保険適用で作成してもらえます。
ネット通販でも入手でき、量産品では安価で手に入るものもあります!

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② ボトックス
シワ改善効果を期待するイメージがあるボトックスですが
筋肉のハタラキを弱める効果があるものです。
エラにボトックスを打つことにより、顎の筋肉に力が入りにくくして
就寝中の嚙み締めを抑える効果が期待できます。
歯ぎしり解消に加えて、美的にも小顔になる効果もあるので一石二鳥ですね。

まとめ

今回は歯ぎしりについてお話しました。

歯ぎしりによって歯や顎に悪いだけではなく
肩こりや頭痛の原因となったり
口元にしわができ顔が老けて見えてしまう原因となってしまいます。
気がつかない体の不調にもつながってしまいます。

歯ぎしりに気が付いたら、自分のカラダの健康のためにも
なるべく早く対処するようにしましょう!

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