今日は歯科矯正というと
ワイヤー矯正が一番メジャーなイメージではないでしょうか。
でも今はワイヤー矯正の中でもたくさん種類があるのはご存知でしょうか。
今回は、ワイヤー矯正の中でもその種類や特徴について
詳しくお話していきたいと思います。
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ワイヤーの種類
ワイヤー矯正といえば、簡単にいうと
歯の1本1本にブラケットと呼ばれる装置を接着剤で取り付け
その装置にワイヤーを通して固定。
毎月の調整時にワイヤーを引っ張り
歯に力を加えていくことで歯の並びを改善していく治療方法
ですね、改めて文面にすると、ほお・・となります。
その中でもワイヤーをつける位置なんですが、今は大きくわけて
表側矯正と裏側矯正、そしてハーフリンガル矯正の3種類があります。
それぞれについて詳しく解説していきますね。
表側矯正
表側矯正は、歯の表側・口を開くと見える部分に
ブラケットとワイヤーを装着する方法です。
おそらく一番メジャーで皆様もイメージしやすいのではないでしょうか。
どうしても装置が目についてしまうのを懸念される方も多い反面
他の治療法に比べて安価なところが利点です。
そして表側矯正の中でも目立ちにくいブラケットやワイヤーの種類が多く存在するので
少しずつ嫌煙されなくなってきているのも事実です。
裏側矯正
表側矯正に対し、歯の裏側、舌側にブラケットとワイヤーを装着する方法です。
最大のメリットは、表側から見えないので審美的な観点から
最近は芸能人の方なども裏側矯正を希望される方も多いようですね。
その点デメリットとしては
口の中側に装置がある為、発音がしにくくなったり
舌が荒れたりなどというトラブルがあるそうです。
装置も表側に比べて高額になることが多いです。
ハーフリンガル矯正
最後にハーフリンガル矯正と言われる
下顎だけ表側矯正、上顎を裏側矯正にする方法です。
人間は話す時、笑うとき、どうしても上の歯が人に見えやすく
下の歯はあまり見えない方が多いと思います。
ですので、ハーフリンガルは見えやすい上顎のみを裏側矯正にする方法です。
ハーフリンガルは全顎裏側矯正よりも安価で
しかも目立ちにくいとう利点がありますね。
でもどうしても下顎の装置は舌にあたるので、裏側矯正と同じく
舌のトラブルや発音のデメリットもあるのは確かです。
ワイヤーの種類
さて方法としては3種類紹介しましたが
次はワイヤーの種類について解説していきますね。
・金属ワイヤー
ひとつめは銀色の金属ワイヤーですね。
ワイヤー矯正の中でも一番安価でできる方法になりますが
どうしても銀色の為目立ってしまいます。
また最大の特徴として
金属アレルギーの方は使用できない場合があるそうです。
・ホワイトワイヤー
ホワイトワイヤーとは、白くコーディングされたワイヤーのことです。
歯と同色の為、金属ワイヤーに比べて目立ちにくい点がいいですね。
また、ブラケットも同じく白いものや
クリアブラケットと呼ばれる透明なものがあるので
白いワイヤー+白ブラケット(クリアブラケット)にすると、格段に見た目が目立たなくなります。
デメリットとしては、ホワイトワイヤーや白ブラケットは
やはり金属製と比べて金額がアップしてしまう点があります。
またホワイトワイヤーにも2つのタイプがあり
1つは銀色の金属ワイヤーに白く塗装を施したもの。
もう1つは、ロジウムと呼ばれる白い金属を加工したものです。
それぞれの矯正歯科によって使用されるホワイトワイヤーは違うと思いますので
ホワイトワイヤー使用の場合も
希望があれば事前に伝える方がいいかと思いますね。
マウスピース矯正
そして最後にワイヤー矯正以外の矯正方法として
マウスピース矯正というものも最近多く耳にしますね。
マウスピース矯正はその名のとおり
マウスピースを装着して生活し歯並びを整える方法です。
なんといっても目出たないことが一番のメリットではないでしょうか。
実際にマウスピース矯正している方と何度もお話したことがあるのですが
見た目は全く気づかなかったですし
本人は少し喋りづらいとのことでしたが
話していても違和感はありませんでした。
ただ1日20時間以上装着しなければいけないので
食事の際ははずして、すぐに歯磨き・マウスピースの手入れ・装着が必要なので
すこし手間はかかるようですね。
(しかし面倒くさいことから間食しなくなるメリットがあると経験談をいただきました)
マウスピース矯正は安価なものから高額なものまで
価格の差がすごく大きいようです。
また、症例によってマウスピースの矯正は不適合の場合もあるようですので
適用の方は検討してみるのもいいかもしれませんね。
✾まとめ✾
今回は歯科矯正の種類や方法・特徴などについて解説していきました。
ちなみに私はクリアブラケットとよばれる
ブラケットが透明・ワイヤーは銀色の金属ワイヤー装置を到着する予定です。
(まだ予定なので未定ですが。。)
保険適用かどうかによっても選べる選択肢も変わるので
自分の歯並びに一番適していて
お値段的にも納得できるものを選べるのがベストですね。
これから歯科矯正を検討している方
経験者の方の使用感などもお聞かせいただけると嬉しいです。